創立者の言葉と教育理念

私が1950年代の終わりに渡米して以来、アメリカにおける日本人の教 育について試行錯誤を繰り返しながらも常に最良の方法を探究し続け、早40年が経とうとしています。リセ・ケネディ国際学校は、創立当初より、人格の基礎 を形成する多感な時期に2つの文化の中で過ごす子供達が、バイカルチャルな人間に成長し、21世紀の国際社会に貢献できる人材の育成を目指してまいりまし た。  本校は、現在マンハッタンとウェストチェスター郡アーズレーの2箇所 にあり、ニューヨーク在住の日本人及びフランス人の子弟が、アメリカの文化を取り入れながらも、しっかりとした母国の教育を受けることのできる教育機関と して、高い評価を得ております。幼児から児童の時期には暗記をしたり厳しく躾けることも大事ですが、特に本校では、好奇心を持って探索し、そして考える習 慣をつけさせることに重点をおいた教育を実施しております。またフランス人学校との交流から、子供達は自分のアイデンティティを自覚しながらも、人種とい う枠をこえたコミュニケーションが自然にできるようになります。  今後ますます渾沌としていく社会にあって、子供達が伸びやかに成長できる教育環境を提供できますよう、教職員共々一層の努力をしてまいります。

園田幸司 「リセ・ケネディ日本人学校2000年度学校案内」より

 

教 育 理 念

1. 言葉や習慣の違うアメリカで暮らす子ども達に、日本語の基礎を習得させ、安定した情緒と思考能力を育てます。
2. 日本の文化や伝統を基調に、将来を担って立つにふさわしい、優れた人格の形成と、広く国際社会に貢献できる人物の育成を期しています。
3. 集団行動の規律を学ばせると同時に、積極的・創造的に物事に取り組む意欲や姿勢を育みます。
4. 子どもの成長過程に応じた様々な活動を通して、人と触れ合う喜びを感じさせます。